漫画『あいだにはたち』作者:さおとめやぎ 講談社

何キッカケで知ったか忘れたが、気がついたらAmazonで買ってkindleで読んでいた。

そして、あっという間に全6巻を読了していた。

面白い。実に面白い漫画だ。

 

最大のツッコミどころであり、この漫画のキーコンセプトである「あいだにはたち」すなわち、主人公高江玲於奈(以下:玲於奈)とヒロインミサさんとの歳の差20歳は、作者の画力により違和感は薄められている。

つまり、ミサさんが超絶美人として描かれているため、高校生が38歳の女性にゾッコンでも「まあ、分からんでもないな」みたいになる。

 

思ったことはいくつかあるが、一番大きいのは、「相手を妊娠させてしまったと知ったら相当怖いだろうな」ということ。

玲於奈はミサさんの妊娠を喜んで受け入れたけど、現実世界でそんなことが自分の身に起こったととしたら怖くて震えるだろうな。高校生で立派に父親としての役割を果たしている人もたくさんいるだろうが、僕にはそれは絶対無理だ。

 

玲於奈は「責任とる」みたいなことを言っていたけど、「どこからその自信くるの?」と失礼ながら思ってしまった。

ミサさんが何度も心配していたように、いくら美人とはいえ38歳の相手に飽きてしまうかもしれない、みたいなことは考えないのだろうか。

それとも僕の心が汚れているのか。

 

玲於奈を見ていて、想いが真っすぐですごくいい子だなと思い、その結果として自分はなんて嫌な奴なんだろうと思った。

 

こういうフィクションを楽しむときの心得として、自分の反省材料にはしてはいけないな。玲於奈はあくまでフィクションの住人だからあのようにふるまったのであって、現実世界の住人はあんなに純粋に生きられない。悲しいかな。

 

とりあえず最後がハッピーエンドで良かった。

ミサさんは何であんなに年齢にコンプレックスを持つようになったのかは分からないけど、とにかく良い旦那さん見つけられてよかった。

 

おわり